この言葉を知っているだろうか。
『最も強いものが生き残るのではない。
最も賢いものが生き残るのではない。
変化できるものが生き残るのだ。』
進化論で有名なダーウィンが残した名言だ。
就活も始まったことで最近はESで何を書こうか、面接で何を喋ろうか、また自分が会社に入って必要とされるものは何か考えることが増えた。
そう考えた時に、大体の人は今まで自分がどのような立場に立ち、どんな事をしてきたかを考えるだろう。自分もそうだ。
自分の長所を活かす事や、自分の経験を活かすことはとても大切な事だ。
しかし、もう1つ考えておかなければいけないことがあると思う。
それは『変化に対応する』ということだ。
確かに、今まで自分がどんな立場にいたか。どんな事をしてきたかは大切だろう。
しかし環境が変われば、そこにいる人も変わるし、自分に求められる立場も能力も変わってくるだろう。
そんな時に、今までと違う立場を受け入れられなければ、その環境で生き残ることは出来ない。
実際、自分の経験として中学までの野球は自分が主力選手として活躍していた。
しかし、高校に入れば上には上がいた。
自分がチームに求められる事は今までの自分のスタイルとは全く違った。
そんなギャップを受け入れられず、苦しんだ。
しかし、変化しなければ生き残ることは出来ないと思い、今までの自分の道を捨て、新しい道を選んだことで、生き残ることが出来た。
それがどんなに汚れ役だろうと、その環境での自分が取れる最善の道を選ぶ事が後に自分を救うことになる。
会社に入ってもそうだ。今までどれだけすごい立場にいようが、どれだけすごい成績を残してこようが、環境が変わってしまえば、自分の立場は少なからず変わってしまう。
そんな時にプライドを捨て、自分に合った道を選ぶことが出来るか。はたまた、こんなはずじゃないとそのまま死んでいくか。
自分がとる選択で運命は決まってしまう。
だからといって、今やってる事は無駄なのかということでは無い。
今上手くいっているのであれば、それは今の環境でその道を自分が選んだからこそ上手くいっているのだろう。
では、今何をするべきか。それは変化できるカードを持っておくということだ。
今の自分の立場だけを理解するのではなく、たくさんの立場の人の思いを理解しようとする。
その気持ちが変化しなければいけない時が来た時に必ず役に立つだろう。
自分の長所を磨きつつ、様々な立場の人の気持ちを理解し、いつでも変化できる準備をしておく。
それが生き残っていく上で1番大切な事だ。