今日たまたま休みも被ったという事で、六大学野球を見に行ってきた。
今日の試合には、それぞれの大学に同期が1人ずついる4チームを見ることができた。
元チームメイトが他のチームで野球をしている所なんて滅多に見る機会がない。本当に楽しみだった。
しかし、意外な事に予想は裏切られた。
元チームメイトが、他のチームでプレーしている事はもっと新鮮に感じる事だと思った。
だが、高校時代を見ているのと同じという感覚だった。だから、気づけば『新鮮だな。』というより、『懐かしいなぁ。』と思って見ていた。
それでも、東京六大学野球という大学野球の花形で躍動する姿は本当にカッコよかった。素直に自分も頑張らなきゃいけないと思わされた。
ただ、そんな事よりも今日分かった事がある。
それは、めちゃくちゃにクサイけどコイツらが1番の仲間だと思った。
自分にはそれぞれの環境でそれぞれの友達がいる。どれも大切な友達だ。正直、順番なんてつけるのはおかしいだろう。
だとしても、こいつらとは1番苦楽を共にしてきた。苦楽と言っても苦ばっかりだった。
悔しくて一緒に泣いたり、辛すぎて弱音を言い合ったり。そんな辛い事を同じ目標だけを見て一緒に乗り越えてきたからこそ、この仲間はどの友達にも勝てないものがあるのだろう。
今はみんなそれぞれ違うチームだ。
今は野球という共通点があっても、これからは目指すものも人によって異なってくる。
しかし、たとえ目指す目標が同じじゃなくても、たとえ敵という立場で戦うことがあるとしても、俺達は一生チームメイトだ。
そんな仲間に出会う事が出来たんだなということに改めて気づく事ができた。
暑すぎて真っ黒になった日焼けも、試合を見る為にかかった移動時間も全てのことがとても意味のある1日になった。
これまでも、今も、これからも一生のチームメイトとして切磋琢磨していこう。