paida's blog

凡人日記

 最近、『運』について考えている。

振り返れば、自分から見ても、客観的に見ても自分の今までの人生は『運』が良かったと言えるし、言われるだろう。

 運についての名言でよく言われているのは『運は引き寄せる物』だったり、『運は自分で掴む物』などがあると思う。

運についての考えは人それぞれだと思うし、捉え方はひとつじゃないが、自分の中ではどれもしっくりこない。

 今自分が運について1番しっくりくる考えは、『運』なんてものはない。と言う事だ。

 なぜ、という物がないと思うかと言うと、比べるものがないからだ。

自分はこれまでの人生、これ以上があると思った事はない。家族だって、生まれた場所だって、選んだ高校や大学だって、これ以上の所があるなんて思ったことが無い。

だからそう言えるんだ。それは運が良かっただけだ。と言われても仕方がないだろう。

ただ、どの場面でもそこに順応する努力はした。

この道を選択してきて、苦しい事が無かったわけじゃない。それでも努力をしたり、自分が変化すれば必ず順応できた。

だから、これ以上はないと思えることができた。

 これは自分自身だけじゃない。

「あの人は運が良くて、あんな道に行けて羨ましい」などと運のせいにし、人と比べてしまう事があると思う。

しかし、それは何を基準にして『幸運』を決めているのだろう。

『金』か、『名誉』か。

お金があるから運が良いのか。名誉があるから運が良いのか。だから幸せなのか。

それは違うと思う。

どれだけ人よりお金がなくても、名誉なんてなくても、幸せは努力次第でいくらでも作れる。

 自分が経験できなかった道、他人の道で自分が幸せになれたかなんて分からないのだから比べても仕方がない。

『ものは考えよう』だと良く言う。

考え方を変えれば、自分は1番の幸運の持ち主になる事だって出来る。

だからこそ、自分だけのこれ以上のない幸せを掴むために努力は惜しむな。

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