自分は一喜一憂しない為の考えがある。
それは自分のコップの大きさを把握し、そのコップに入る容量だけ水を注ぐ事だ。
ここでまず大事なのは自分が持っているコップはどれくらいの大きさなのかを把握する事だ。
考えてみてほしい。目を瞑り、大きさがわからないコップにベストな容量の水を注ぐ事ができるだろうか。
もっと注げるはずなのに注げなかったり、そんなに自分のコップには注げないのに注いでしまって水が溢れ、机が汚れてしまう事になるだろう。
だからこそ、自分のコップに入るベストの量を入れる為に、自分のコップの大きさを把握する必要がある。
そして、自分のコップの大きさを知ったら、それに見合った容量の水を注ぐ。
これはコップの大きさを知らなかった時と比べて、簡単な事だ。
そのコップに入る容量の水を入れれば良い。
しかし、一喜一憂する人はそれが出来ない。
なぜなら、喉が渇いているからだ。
今日自分が伝えたいのは一喜一憂しない為に自分の実力を知って、その実力だけを出す事が大切だという事である。
コップに水が入らないのと一緒で実力も持っている物以上が出る事はない。
いくら相手が強かろうと、今持っている自分の実力で勝負するしかない。
そこで、負けてしまっても今の実力が足りないから仕方ない。
いくら喉が渇いていて、水をたくさん飲みたくても、自分のコップにはそんなに水を注げないのだから足りなくても仕方ない。
だからそんなところで一喜一憂しても仕方ないのだ。
実力をつけようと思っても、勝負の時が来てしまえば、今持っている物で勝負するしかない。
だから大切なのはそれからだ。
勝負の形は人それぞれ違う。
でも、スポーツにしろ就活にしろ大事なのは本番が先にある今や本番が終わった後だ。
どれだけ大きいコップをつくるか、どれだけ実力をつけるか。
そして本番の時が来たらそれで勝負したらいい。
もしそれでも足りないのなら、またその後の勝負まで頑張ればいい。
それが、自分の今のベストを出す意味でも、一喜一憂しない意味でも、自分が今できるベストな行動だから。