自分には可愛い可愛い後輩が沢山いる。
自分は昔から後輩が好きだ。
地元の後輩、中学の野球チームの後輩、高校の後輩、大学の後輩と、自分が言うのも変だけど、とても可愛がってきた。
今日はその後輩について伝えたい事があって、ブログを書く。
今日自分が伝えたい事があるのは大学の後輩。
大学の後輩も1人1人、人懐っこくて、とても可愛い後輩だ。
だからこそ、伝えたいことがある。
先日、学年別対抗の紅白戦があった。
その紅白戦は各チーム2試合あり、チーム編成はそのチームに任せられていた為、自分達選手で決めることが出来た。
自分達3年生は、AチームやBチームは関係なく、2チーム力が均等になるように分けた。
全員でベンチに入りたいという気持ちもあったが、コロナの影響で人数の制限があり、次の日試合に出る選手はオフではあったが、自分達の学年の試合をスタンドで応援するという形をとった。
自分はチーム編成を任せられてたので、このような形にした意図は全員ベンチに入れなくても、学年全員で戦うことでの団結力の向上が狙いだった。多分4回生もそうだろう。
しかし、2回生のチームの編成の仕方は自分達とは違った。
1日目にあまり試合に出た事ない、Bの選手を集め、2日目の決勝に2回生の主力を集めたようなチームの編成の仕方だった。
先程も言った通り、チーム編成はそれぞれの学年に任せられている為、自由だからそれについて、どうこう言うつもりは無い。
だけど、自分は心配だった。
2回生のチーム編成の仕方に全員が納得しているのか。
2回生がどんな意図でこのチームにしたのかは分からないから何も言えないが、『大事な部分』が見えているのか。
そんなものわかっているかもしれないが、今日自分が2回生に伝えたいのは、この『大事な部分』という所だ。
『大事な部分』は2つある。
1つ目は『目的』を間違えないという事だ。
今回の紅白戦だけではなく、野球以外の面でも狙いである『目的』をしっかりと捉える事が大切だ。
今回の目的は学年間の団結だ。
勝利という手段で団結という目的を狙ったなら別にいいが、ただ勝つ事を意識したならそれは『目的』への狙いに繋がらない。
たとえ、勝てたとしても最初からその意識があるか、ないかで目的が達成されるかどうかは変わってくる。
だからこそ、2回生には目的というものへの自分達が考える1番最善な選択をとる必要があると思った。
2つ目は人の力というものだ。
自分が対戦したのは2回生の主力メンバーのチームだった。
力を均等に分けた自分達学年のチームはもしかしたら力的には劣っていたかもしれない。
しかし負ける気はしなかったし、実際に結果は自分達の完勝だった。
なぜ、そうなったかは勝ち負けを決めるのは上辺の実力だけじゃないからだ。
勝負事には必ず『人の力』が働く。
自分の結果だけでなく、出ている選手を応援しよう。出ている選手が活躍して欲しい。という気持ちは不思議なくらい力がある。
その姿勢が3回生の方があったからこそ、今回の結果になったと思う。
決して仲良しごっこをしろという訳では無い。
勝つためにはこういう力が必ず必要だからこそ、大切にしなければいけないのだ。
さっきも言った通り、自分は後輩が大好きだ。
可愛いくて大好きだからこそ、自分たちが引退しても勝って欲しいし、良いチームだったと思って終わって欲しい。
『勝利』という『目的』の為に学年の『団結』を向上させて、最後に全員が笑っていられるチームを作って欲しいな。