今日の成瀬の記事を見て、高校野球生活を思い出したので、成瀬と似たような記事になってしまうが、自分も書こうと思う。
自分達は入学してから本当に本当に怒られまくった。
最初は同期の仲も悪く、喧嘩は日常茶飯事。
一人一人の我が強くて、まとまらなかったし、自分の事しか考えられないような集団だった。
しかし、自分達には不思議な事に誰かの為に頑張らなきゃいけない壁が降りかかってきた。
甲子園でいきなり大石先生の退任を聞かされ、試合前に全員で涙を流して、戦った事。
お世話になったコーチが亡くなって、またみんなで涙を流し、コーチの思いも背負い戦ったこと。
夏大前に村松と春と加茂が怪我をして、3人を甲子園に立たせる為に全員で戦った事。
沢山の壁を全員で涙を流しても、悔しい思いをしてでも乗り越えてきた。
卒業式。
最後に同期らに1人づつ話す機会があった。
高校生活最後の言葉だ。
自分が話した事は、
「最初は自分の事しか頑張れないようなチームだったが、自然と最後は誰かの為に頑張れるようなチームになっていた。こんなチームになれて良かった。」
これが最後に自分が同期に伝えたかった事だった。
『誰かの為に頑張る』
これをするのは簡単な事じゃない。
背負うものがあるというのは大変な事だし、とても辛くて、苦しい事だった。
だけど、これを全員で乗り越えられてきたからこそ、自分達135期は最高の仲間になれた。
この話は同期と飲んだ時、毎回のようにしてる話なので、同期のみんなは「またその話かよ、、」と思ってんだろうな笑