paida's blog

凡人日記

矛盾

 先日、東京オリンピックが開催された。

しかし、世間はコロナ禍という状況で「開催」という形を取った事への不満の声が多くある。

 自分の意見は一応1人のスポーツマンとして、東京オリンピックを目指してきた選手たちの気持ちも踏まえると、開催という事に関しての不満はない。

 しかし、今回1番悪かったと思うのは『矛盾』している行動だ。

ワクチンの接種が始まり、やっと収束への光が見え始めたように見えたが、状況は変わらないどころか、感染者数は過去最多を記録するほどだ。

緊急事態宣言で、飲食店などに休業要請や時短営業をさせている中、オリンピックは開催してしまうという矛盾が不満の声を大きくしている1番の原因だろう。

 今回このようなことがあり、自分に置き換えることができるなと思った。

現在、部活動で副キャプテンをしている自分は少なからず、250人を超える大所帯の中心となって、今後の取り組みの策などを出していかなければならない。

250人も部員がいれば、幹部からどんな案を出そうとも、1人の不満もないという事は不可能なのかもしれない。

しかし、出来るだけ不満の声を減らそうと思った時に大切なのが「矛盾」がしていないか。という事だと思う。

自分はこれまで生きてきて、野球だけでなく、沢山の団体に所属してきた。それに伴い、多くの指導者や先輩や同期に出会ってきた。

振り返ってみると、それぞれの団体で慕われていた人は怒らないような優しい人じゃない。

どれだけ、発言している事に「矛盾」が少ないかが慕われている事につながっている。

どんなに厳しかろうが、発言している事に矛盾していることが無ければ、それに応えようとする人は多くいるし、チームは上手くいく。

逆にどんなに怒らなくて、厳しくなかったとしても発言している事に矛盾がある人の意見は多くの不満が出るし、チームは上手く動かない。

 今もそうだが、来年は最上級生となり、今よりもチームの中心となって動くことが増えるだろう。

そんな時にどれだけ「矛盾」している事を減らすことができるかがチームを良い方向に動かす事に繋がる。

その為にも、自分の行動を見直すことや、広い視野を持ち、チーム環境を把握する事が必要だ。

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優勝おめでとう

 今日自分の母校が第103回高校野球静岡大会の頂点に輝いた。

実際に学年は被っていない選手達だが、やはり母校の後輩が優勝してくれるのはとても嬉しいことだ。 本当におめでとう!そしてありがとう!!

 今回の夏の大会を見ていて、感じた事があった。

それは、静高の組織としての強さだ。

 試合を見ていて、初めに感じたのは静高の選手の落ち着きだった。

負けたら引退というプレッシャーのかかる大会。勝ったら甲子園という大一番。

そんな中でも、何も変わらずプレーできる強さがどのチームよりもあったと思う。

どんなに大事な試合だろうと、どんなにプレッシャーのかかる試合だろうと、自分達のやる事は変わらない。そんな教えを選手達を見て思い出すことが出来た。

 しかし、その強さは自分達だけで作り上げた物じゃない。

「静高」という伝統校が存在するのは、今まで歴史を作りあげてきてくれた先輩達がいる。

 自分達が選手の時に、監督によく言われていた言葉がある。

それは後輩に甲子園を経験させてあげなさい。という言葉だ。

 経験というものは必ず大きな力になる。

自分達がセンバツに行けたのも、身近な先輩が秋の戦い方、センバツの戦い方を見せてくれたからこそだと思う。

良い組織というものは、抜けていく人が後輩達に少しでも良い物を残すことが出来る組織の事だと思う。

 今回の3年生も後輩達に良い物を残すことが出来ただろう。

次は甲子園の勝ち方というものも後輩達に残せるように頑張って欲しい。

 自分も来年は大学四年生。自分にとっての野球人生はラストイヤーになるだろう。

そんな特別な1年だとしても、自分の事だけでなく、これからも戦う後輩達に何を残すことが出来るか考え、少しでも良いものを残せるようにしたい。

  改めて、優勝おめでとう!!

 これからも頑張れ!!!!

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後輩たちへ。

 自分には可愛い可愛い後輩が沢山いる。

自分は昔から後輩が好きだ。

地元の後輩、中学の野球チームの後輩、高校の後輩、大学の後輩と、自分が言うのも変だけど、とても可愛がってきた。

 今日はその後輩について伝えたい事があって、ブログを書く。

今日自分が伝えたい事があるのは大学の後輩。

大学の後輩も1人1人、人懐っこくて、とても可愛い後輩だ。

だからこそ、伝えたいことがある。

 先日、学年別対抗の紅白戦があった。

その紅白戦は各チーム2試合あり、チーム編成はそのチームに任せられていた為、自分達選手で決めることが出来た。

 自分達3年生は、AチームやBチームは関係なく、2チーム力が均等になるように分けた。

全員でベンチに入りたいという気持ちもあったが、コロナの影響で人数の制限があり、次の日試合に出る選手はオフではあったが、自分達の学年の試合をスタンドで応援するという形をとった。

 自分はチーム編成を任せられてたので、このような形にした意図は全員ベンチに入れなくても、学年全員で戦うことでの団結力の向上が狙いだった。多分4回生もそうだろう。

 

しかし、2回生のチームの編成の仕方は自分達とは違った。

1日目にあまり試合に出た事ない、Bの選手を集め、2日目の決勝に2回生の主力を集めたようなチームの編成の仕方だった。

先程も言った通り、チーム編成はそれぞれの学年に任せられている為、自由だからそれについて、どうこう言うつもりは無い。

だけど、自分は心配だった。

2回生のチーム編成の仕方に全員が納得しているのか。

2回生がどんな意図でこのチームにしたのかは分からないから何も言えないが、『大事な部分』が見えているのか。

 そんなものわかっているかもしれないが、今日自分が2回生に伝えたいのは、この『大事な部分』という所だ。

 『大事な部分』は2つある。

1つ目は『目的』を間違えないという事だ。

今回の紅白戦だけではなく、野球以外の面でも狙いである『目的』をしっかりと捉える事が大切だ。

  今回の目的は学年間の団結だ。

勝利という手段で団結という目的を狙ったなら別にいいが、ただ勝つ事を意識したならそれは『目的』への狙いに繋がらない。

たとえ、勝てたとしても最初からその意識があるか、ないかで目的が達成されるかどうかは変わってくる。

だからこそ、2回生には目的というものへの自分達が考える1番最善な選択をとる必要があると思った。

 

  2つ目は人の力というものだ。

自分が対戦したのは2回生の主力メンバーのチームだった。

力を均等に分けた自分達学年のチームはもしかしたら力的には劣っていたかもしれない。

しかし負ける気はしなかったし、実際に結果は自分達の完勝だった。

 なぜ、そうなったかは勝ち負けを決めるのは上辺の実力だけじゃないからだ。

勝負事には必ず『人の力』が働く。

自分の結果だけでなく、出ている選手を応援しよう。出ている選手が活躍して欲しい。という気持ちは不思議なくらい力がある。

その姿勢が3回生の方があったからこそ、今回の結果になったと思う。

 

 決して仲良しごっこをしろという訳では無い。

勝つためにはこういう力が必ず必要だからこそ、大切にしなければいけないのだ。

 さっきも言った通り、自分は後輩が大好きだ。

可愛いくて大好きだからこそ、自分たちが引退しても勝って欲しいし、良いチームだったと思って終わって欲しい。

 『勝利』という『目的』の為に学年の『団結』を向上させて、最後に全員が笑っていられるチームを作って欲しいな。

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変幻自在が最強。

  この言葉を知っているだろうか。

最も強いものが生き残るのではない。

最も賢いものが生き残るのではない。

変化できるものが生き残るのだ。』

進化論で有名なダーウィンが残した名言だ。

 

 就活も始まったことで最近はESで何を書こうか、面接で何を喋ろうか、また自分が会社に入って必要とされるものは何か考えることが増えた。

そう考えた時に、大体の人は今まで自分がどのような立場に立ち、どんな事をしてきたかを考えるだろう。自分もそうだ。

自分の長所を活かす事や、自分の経験を活かすことはとても大切な事だ。

 しかし、もう1つ考えておかなければいけないことがあると思う。

それは『変化に対応する』ということだ。

確かに、今まで自分がどんな立場にいたか。どんな事をしてきたかは大切だろう。

しかし環境が変われば、そこにいる人も変わるし、自分に求められる立場も能力も変わってくるだろう。

そんな時に、今までと違う立場を受け入れられなければ、その環境で生き残ることは出来ない。

 実際、自分の経験として中学までの野球は自分が主力選手として活躍していた。

しかし、高校に入れば上には上がいた。

自分がチームに求められる事は今までの自分のスタイルとは全く違った。

そんなギャップを受け入れられず、苦しんだ。

しかし、変化しなければ生き残ることは出来ないと思い、今までの自分の道を捨て、新しい道を選んだことで、生き残ることが出来た。

それがどんなに汚れ役だろうと、その環境での自分が取れる最善の道を選ぶ事が後に自分を救うことになる。

 会社に入ってもそうだ。今までどれだけすごい立場にいようが、どれだけすごい成績を残してこようが、環境が変わってしまえば、自分の立場は少なからず変わってしまう。

 そんな時にプライドを捨て、自分に合った道を選ぶことが出来るか。はたまた、こんなはずじゃないとそのまま死んでいくか。

自分がとる選択で運命は決まってしまう。

 だからといって、今やってる事は無駄なのかということでは無い。

 今上手くいっているのであれば、それは今の環境でその道を自分が選んだからこそ上手くいっているのだろう。

では、今何をするべきか。それは変化できるカードを持っておくということだ。

今の自分の立場だけを理解するのではなく、たくさんの立場の人の思いを理解しようとする。

その気持ちが変化しなければいけない時が来た時に必ず役に立つだろう。

 

 自分の長所を磨きつつ、様々な立場の人の気持ちを理解し、いつでも変化できる準備をしておく。

それが生き残っていく上で1番大切な事だ。

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1は10を作る。

 何にも上手くいかない時がある。

そんな時でも自分はそんなに焦ることがない。

何故なら、そこから脱出するカードを持っているからだ。

 今日は1は10を作るという事について書いていこうと思う。

自分は本当に大雑把だが、変な所に繊細さが出る。

自分に繊細さが出るのは顔と視野だ。

何か生活が充実していなかったり、不安な事や心配な事があると、顔が変わったり、視野が狭くなる感覚がある。

視野の感覚は自分でしかわからないけど、顔の変わりようは鋭い友達だったり、母親によく指摘されるほど顔が変わってしまう。

 についてもう少し話すと、実際に高校時代の野球は自分にとってとても苦しかった。

不安に感じることや心配な事が沢山あった。

勝たなければいけないというプレッシャーもあったし。。。

夏の大会は県大会で負けてはしまったが、自分のやれる事は全てやった3年間だった。

試合に負けた直後、バスの窓に映る自分の顔を見た時、顔の強張りは一切なく、驚くほどスッキリした顔をしていた。

 その代わりようは、最後のミーティングで監督からの1人1人の3年生への言葉で自分には「なんか、顔が変わったな」と言う程だった。

 

 そのくらい自分はその時の感情が顔や視野の広さに出る。

本題に戻るが、そんな何にも上手くいかない時に自分がしてる事は『1』だけをするという事だ。

何をやっても上手くいかない時は何から手を付けていいか分からなくなってしまう。

だからこそ、なかなかその状況を抜け出せない。

しかし、実は上手くいかないものは全てバラバラに見えて、全て繋がっている。

だから、自分がそのような状況に陥った時は本当に簡単な事だけをする。

これはよくブログに書くが、自分にとっての『1』部屋の掃除だ。

部屋の掃除と部活やバイトや学業には何の関係性もないように見えて、自分の場合は『部屋の掃除をする』という『1』をするだけで多くの事がうまくいくようになるのだ。

 その『1』は人によって違うだろう。

だから苦しくなった時の為に自分の『1』を探すことが必要だ。

しかし、その『1』の条件として、やれば絶対に出来る事でなければいけない。

やってみなければ分からない事は『1』にはならない。

本当に簡単な事で良いから、本当に苦しくなってしまったり、何にも上手くいかないそんな時こそ、身の回りにある自分のたった『1』を大切にしてほしい。

そうすれば必ず、たった『1』が勝手に『10』を作ってくれる事になるだろう。

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これから就活をする上で。

 いよいよ自分の就活が本格的に始まった。

思えば、自分は今まで受験をほぼ経験した事がない。

高校も大学も野球の推薦のような形で入学してきた自分にとって、初めてのこのような経験は苦しいことに違いないだろう。

 今日はそんな就活をする上で今自分が就活で気をつけたいと思ってる事をメモ代わりに書いていこうと思う。

 1つ目はゴールではなく、ゴールまでの過程を大切にすること。

これから就活をする上で必ず、採用、不採用といった結果に目が行きがちになってしまうと思う。

その結果が不安となって自分を苦しめてしまう事も少なくないだろう。

しかし、大事なのはゴールに向かう準備の部分だと思う。

いくら結果を気にしても、結果はどうなるかわからない。

だからこそ、今自分に出来る事は何なのか。今自分が出来る準備は全てやるという事が1番大切であるという事。

 

 2つ目は

 正解の道などないという事。 

どれだけ行きたい企業に行けたとしても、どれだけ良い企業に受かったとしても、それが正解の道ではないという事だ。

 反対にもし、思うような企業に就けなかったとしても、不正解の道を選んでしまったわけではない。

 その道を正解にするか、不正解にするかは入ってからの自分次第だ。

だからこそ、正解の道を選ぶのではなく、選んだ道を正解にするという事。

 

 3つ目は自分の価値は何が決めるのか。を理解する事だ。

今自分が思うに、就活をする上で1番苦しくなるのは周りとの比較だと思う。

誰かが良い企業に内定をもらった。自分はもらってない。など、誰かと比べてしまう事が多くあるだろう。

 ただ、自分の価値は人と比べて決まるものじゃない。

自分の価値は自分で決めることだ。

だからこそ、誰かと比べてしまって苦しくなってしまった時は何が自分の価値を決めるのか。をもう一度思い出すべきだ。

 

もしかしたら、自分のこの意見は就活がうまくいかなかった時の言い訳に聞こえてしまってる人もいるかもしれないが、そうじゃない。

 自分の考えで思うに、結局、自分の道を選んでいこうと思った時に1番最善の策は今言った3つのような事が大切になるのだと思う。

この考えを大切にしとけば、良い企業に就こうが、望みじゃない企業に就こうが、自分にとって納得した形で就活を終える事ができ、本当の自分の道を決める事が出来ると思う。

そしてさっきも言った通り、そこからが大事で、その道を正解にするか、しないかはこれからの自分次第だ。

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『勝負事』に大切な事。

 勝負事には必ず勝ち負けがある。

そして、多くのチームは『勝ち』というものに執着する。当たり前の事だ。

自分だって勝たなくていい野球なんて生まれてから1回もしてきた事がない。

組織のレベルが上がれば上がるほど『勝ち』というものの執着は大きくなるだろう。

 しかし、よく言われる言葉がある。

『勝ち負けが全てじゃない。』という言葉だ。

あくまで自分の意見としてだが、この言葉は嫌いだ。

何故なら、そんなものを考えながら勝負事をして勝てるほど勝負の世界は甘くないからだ。

それに、そんなものは勝負が終わった後に必ず気づく事だ。

だからこそ、勝負の最中は勝つ事に全てを置く必要があると自分は思う。

 しかし、自分が言いたいのは勝負が終わった時に『勝ち』というものだけ残っていれば良いという事じゃない。

『勝利』する為には何が必要なのか。何が大切なのか考える事が1番大切なのだ。

『勝ち』に必要な物は表面的な技術などだけじゃない。

チームの結束力であったり、仲間を想う気持ち。が必ず必要になる。

『勝つ』という事に執着して、それが大切だと気づくのと、最初から『勝ち負けが全てじゃない。』と思っているチームの気付きでは、何故それが大切なのかという考えの質や濃さに大きな差が出ると思う。

『勝ち負けが全てじゃない。』この意味は十分分かる。

実際、自分は『勝ち』というものに今まで執着して野球をしてきたが、中学、高校とそれぞれの野球が終わった時に残っているものは全国大会に出た事。甲子園に出た事なんかじゃない。

一緒に戦ってきた仲間だったり、一生懸命練習してきた日々に意味があったと思う。

 でもそれは『勝ち』という目的に必死に執着したからこそ、得られた事だと思う。

『勝ち』にこだわるからこそ、初めて『勝ち負けが全てじゃない』という大切さの本当の意味に気づく事ができるのだ。

 

 こんな事を言ってきたがこれはあくまで自論だし、なんの根拠もない。

今回の記事で1番自分が伝えたい事は実は『勝ちにこだわれ』という事じゃない。何事も『目的』を持った方がいいという事だ。

自分の勝負している『目的』は勝つという事だが、違う人だっているだろう。

目的なんてものは何でもいい。

ただ、その目的を達成するために必死になる事で、本当に大切な事は何なのか。自分に残っているものは何なのかという、自分にとって1番大切なものを見つけるという事が勝負をする上で大切なことなのだと自分は思う。

 

それを見つける事が出来れば、それが自分にとっての本当の『勝利』だろう。

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