実際に学年は被っていない選手達だが、やはり母校の後輩が優勝してくれるのはとても嬉しいことだ。 本当におめでとう!そしてありがとう!!
今回の夏の大会を見ていて、感じた事があった。
それは、静高の組織としての強さだ。
試合を見ていて、初めに感じたのは静高の選手の落ち着きだった。
負けたら引退というプレッシャーのかかる大会。勝ったら甲子園という大一番。
そんな中でも、何も変わらずプレーできる強さがどのチームよりもあったと思う。
どんなに大事な試合だろうと、どんなにプレッシャーのかかる試合だろうと、自分達のやる事は変わらない。そんな教えを選手達を見て思い出すことが出来た。
しかし、その強さは自分達だけで作り上げた物じゃない。
「静高」という伝統校が存在するのは、今まで歴史を作りあげてきてくれた先輩達がいる。
自分達が選手の時に、監督によく言われていた言葉がある。
それは「後輩に甲子園を経験させてあげなさい。」という言葉だ。
経験というものは必ず大きな力になる。
自分達がセンバツに行けたのも、身近な先輩が秋の戦い方、センバツの戦い方を見せてくれたからこそだと思う。
良い組織というものは、抜けていく人が後輩達に少しでも良い物を残すことが出来る組織の事だと思う。
今回の3年生も後輩達に良い物を残すことが出来ただろう。
次は甲子園の勝ち方というものも後輩達に残せるように頑張って欲しい。
自分も来年は大学四年生。自分にとっての野球人生はラストイヤーになるだろう。
そんな特別な1年だとしても、自分の事だけでなく、これからも戦う後輩達に何を残すことが出来るか考え、少しでも良いものを残せるようにしたい。
改めて、優勝おめでとう!!
これからも頑張れ!!!!