今日は
「最近読んだ本」
について話したいと思います!
その本がこちら、、、
「今いる仲間でうまくいくチームの話」です!
この本は「宇宙兄弟」に基づいて、それぞれのキャラクターのリーダーシップのとり方などが、描かれている本です。
読み始めたきっかけは、先輩にたまたま貰った本で家にあったのと、「宇宙兄弟」面白いよと言ってる人がいたからです。
何故か?今年から大学の部活で副キャプテンに選ばれたので、改めてリーダーシップについて学びたいと思って読み始めました。笑
まず、この大学の野球部に入って、思った事は人数の多い団体ということの難しさです。
高校の時は人数が少なかかった為、まとまるのがそれほど難しくなかったし、何より「意識の高い人の基準に合わせる」ということが出来ました。しかし、今の団体は1年生も入り、今では260人の巨大団体です。人数が多ければ多いほど、それぞれの野球に対する意識の差はバラバラです。環境も違えば、人数の少なかった時のまとめ方をしても上手くいくはずがありません。。。
でもこの本を読んで少しヒントになったことがあったので、話していきます。
まず、1つ目は
「チームの現状を把握して、それに見合った目標やルールを設定するべきであるという事」
チームのあり方や理想はリーダーなら誰しも持っているはずです。しかし、それを押し付けるだけではチームはひとつも変わりません。
変えるためにはまず、チームの現状を把握しないといけません。
「現実的にこのチームはこの目標を作った所で達成できるのか」
「このチームでこのルールを作った所で守れるのか」
出来ないことを設定するという事は、リーダーの自己満であり、目標ではなく夢を語ってるだけでしかないです。
そして、設定された方も無理な目標やルールには目指す気にも、従う気にもなりません。
リーダーをやっていて、チームのあり方の理想が高いからこそ、こういう事態は起こりがちですが、本当にチームを変えたいのなら段階を踏まなければいけません。
チームの現状に見合った、目標設定やルールを決めて、微々たるものでも達成する事の満足感を与える事がチームが変わっていく1歩だと思います。
2つ目は
「違うリーダーを集める」ということです。
僕たちのような大団体では、リーダーは1人ではなく、数名いるケースが多いと思います。
実際に僕達の野球部もいわゆる幹部というものは30人ほど居ます。
リーダー、幹部を決める時何かと、同じ様な考えを持っている人達で作る機会が多いと思います。そりゃ、その方が揉めずに済むし、理解し合えることが多いですからね。。。
だけど、それでは大団体は上手くいきません。
最初に言った通り、人数が多いということは、意識の差はバラバラ。考え方も様々です。その人数を相手にする時、同じような視点から見る人が集まったところで、出るアイデアは同じ様なものばかり。見えてないところが多すぎます。まず、それ以前に同じような考え方の人を集めるならリーダーは1人でいいはずです。
だから、色んなタイプのリーダーを入れることが大事です。色んなタイプのリーダーがいることで、
「ある人には見えないところが見える人」、
「ある人には出来ないリーダーシップの発揮が出来る人」
などを集めることができます。
こういうグループを作って、必要なのは意見の否定は一切禁止だということです。
「自分はこうだと思う」という考えがあるのは分かりますが、それは自分だけにしか見えてない世界で言ってるものです。タイプの違うリーダーが集まれば、違う意見が出るのは当たり前です。そこですぐ否定してしまうのではなく、
「こういう考えもあるのか」と思えることが出来たら、今チームに何が必要なのかが色んな視点から見えてきて、今しなきゃいけないことのより正しい答えが出せると思います。
もっと話したいことはありますが、長くなりすぎて読む気も失せると思うのでここまで。。。
本当に大団体をまとめるのは難しいけれど、少しでもチームにいい影響与えられるように、自分らしいリーダーシップのとり方で、これからも頑張ります!!!