paida's blog

凡人日記

塩梅。

 今日は昼から髪を切りに行ってきた。

今日はついでに、人生初パーマを当ててきた。

通いだしてから同じ人に毎回散髪してもらってるのだが、もう2年経つのかと考えると時の流れの早さを感じた。

人生初パーマは強すぎもなく、弱すぎもない、良い塩梅(あんばい)で、かけてくれた。

 

 しかし、1番気になったのは自分の髪の毛ではなく、隣のお客さんと美容師さんの会話だった。

 美容院といえば、美容師さんが気軽に話してくれるイメージは誰もが持っていると思う。

自分はどちらかと言うと、自分からは話しかけない。集中しているだろうし、正直そこまで話す話がないからだ。

 しかし、今日の隣のお客さんは永遠喋っていると言う感じだった。

話の内容も、自分の趣味の話、自分の考え方の話、尊敬する人の話など様々だった。

 別にそれを見てどうとか思ったわけではないが、人と会話する時もその環境に適した、良い塩梅の会話が大切だと感じた。

人によって態度を変えるという事は自分は嫌いだが、ある程度、この人にはこれくらいの内容の話、これくらいの会話量が丁度いい。など考えることも大事だと思う。

 人にはそれぞれ気持ちいい接され方というものがある。

あまり知らない人に明るく、話をされることが気持ちいいと思わない人もいると思う。

それは逆に、場を和ませる為の話のフリに対して、アンサーだけを返されるのも相手は気持ちよくないだろう。

こういう塩梅は正直その人のセンスだと思う。

いくら仲良い人にも良い塩梅というものはあるし、目上の人と仲良くなるのにも良い塩梅というものがある。

 今日隣のお客さんの振る舞いが美容師さんにとって、気持ちかったのか、気持ちよくなかったのかは分からない。自分もそうだ。集中しているのを邪魔したくないと思って、自分からはあまり話さないが、それが相手にとって気持ちいいのか、気持ちよくないのかなんて分からない。

 正直、良い塩梅なんて言葉の答えなんて人それぞれだし、無いのかもしれない。

 しかし、自分なりの塩梅で、相手を思う気持ちを持つ事は、何も思わないよりも多くの人に気持ちいい思いをしてもらえる事ができるだろう。

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